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悪の法則



一般人が軽い気持ちで金稼ごうと思って破滅するお話だよ。

パッと見、スタイリッシュ騙し合い映画と勘違いしそうだよね。黒幕は誰だ!とか言っちゃってるし。
実際はそんなことはまったくなく、なんの覚悟もない一般人が不条理な暴力で一筋の救いもなく追いつめられていくだけだから、スタイリッシュ騙し合い映画を期待して見たら、あまりの爽快感のなさと陰鬱な展開に糞映画ってなるはず。
でも、そういう映画じゃないと思ってみたら、なかなかの見応え。

この作品では、メキシコの麻薬カルテルが主に恐怖の対象なワケだけど、こういう話の通じない裏社会というのは、たぶん、私たちが気づいていなかったり、知らないだけで身近なところにあるんだろうねと思わせる謎の説得力があった。
何度も引き返せる道が提示されてたのに、なんの覚悟もなく踏み込んではいけない領域に踏み込んでいく姿、その先にある一般人ができることなんてなにもないという絶望感。ひりひりするね><

ちょくちょく麻薬カルテル側の日常が挿入されてるんだけど、まさに一般人とは違う異世界感を生きてて怖い。
ちょっとしたユーモアでドラム缶に殺した人間を詰めちゃったり、あるDVDに「HOLA!」と陽気な挨拶書き残してたり。
淡々と血のついたトラックを清掃する人たちも怖い。
麻薬カルテル側の人間のセリフが翻訳されてないのは、話して分かってもらえない、言葉が通じない異世界感を表現してたのかな。それでも話せば誤解が解ける、分かってもらえると思ってた弁護士が滑稽だった。

麻薬カルテル以外にもう一人、キャメロンディアス演じるマルキナもかなり特殊な生物感が出ててよかった。
なんたってカーセックスだからね。車の中でセックスするんじゃないよ、車とやるんだよ。なにを言ってるのか分からないと思うけど、体の柔らかさやばかったよ。一見の価値……は自分で判断して!><

そんな感じで、誰が死のうが自分の欲求が満たされればいい、なんでも欲しがるおなかペコペコさんという魅力的なサイコパス的役を見事に演じてたね。キャメロンディアスはなんでもやるなぁと思った。
ちょっと可愛かったのが、ペネロペクルスから「教会行って懺悔するのマジオススメ!」とは言ってないけど、そういう話を聞いて興味を持って教会に行くとこw
一般人から見て裏社会の人たちの生活が異質なように、マルキナから見たら一般人の生活が異質で好奇心くすぐられたのかなって思うと可愛くね?そうでもなかったw

地味で説明不足のようで、必要最低限のことはしっかり示されているそんな映画。
私は好きだけど人にはおすすめしないw
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Author:ノナメ
深夜に映画が放送されていると片っ端から録画してしまう病の管理人は、ある日、たまりにたまった映画を見ることに。
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当ブログは今後同じことが起きないようにするための自分用備忘録ですorz
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